📘 単元:正負の数の四則計算(加法・減法・乗法・除法)
🔹 1. 公式・基本事項
加法(足し算)・減法(引き算)
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加法:同符号の数は絶対値を加えて符号をそのまま、異符号の数は絶対値の差を取り、大きい方の符号を付ける。
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減法:減法は加法に変換する。すなわち、a − b = a + (−b)
乗法(かけ算)・除法(わり算)
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乗法・除法の符号の決定:
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同符号(+×+、−×−):結果は正(+)
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異符号(+×−、−×+):結果は負(−)
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除法の計算:除法は乗法に変換する。すなわち、a ÷ b = a × (1/b)
📝 基本例題と解答
例題1:次の計算をしなさい。
(1) 5 + (−3) (2) −7 + (−2) (3) 4 − (−6)
解答:
(1) 5 + (−3) = 2 (異符号:5−3=2、符号は大きい方の5の符号+)
(2) −7 + (−2) = −9 (同符号:7+2=9、符号は−)
(3) 4 − (−6) = 4 + 6 = 10 (減法を加法に変換)
例題2:次の計算をしなさい。
(1) (−3) × (−4) (2) (−12) ÷ (3) (3) (−8) ÷ (−2)
解答:
(1) (−3) × (−4) = 12 (同符号:結果は+、3×4=12)
(2) (−12) ÷ (3) = −4 (異符号:結果は−、12÷3=4)
(3) (−8) ÷ (−2) = 4 (同符号:結果は+、8÷2=4)
🏋️ 練習問題と解答
問題1:次の計算をしなさい。
(1) −5 + 7 (2) −6 − (−9) (3) 3 − 8
解答:
(1) −5 + 7 = 2 (異符号:7−5=2、符号は大きい方の7の符号+)
(2) −6 − (−9) = −6 + 9 = 3 (減法を加法に変換)
(3) 3 − 8 = −5 (3 + (−8) = −5)
問題2:次の計算をしなさい。
(1) (−2) × 5 (2) 16 ÷ (−4) (3) (−9) × (−3)
解答:
(1) (−2) × 5 = −10 (異符号:結果は−、2×5=10)
(2) 16 ÷ (−4) = −4 (異符号:結果は−、16÷4=4)
(3) (−9) × (−3) = 27 (同符号:結果は+、9×3=27)
【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |
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