意外と知らない!高校受験をするなら知っておくべきこと(3)

▼3-1. 公立(都立)=5教科、私立=3教科が基本

首都圏の高校受験では、公立高校(都立・県立など)が5教科(国数英理社)を出題するのに対し、私立高校は3教科(国数英)だけというパターンが圧倒的に多いのが大きな特徴です。以下、それぞれの受験スタイルのポイントを解説します。

3-1-1. 公立(都立)は5教科

  • 範囲が広い: 国数英だけでなく理社も含めるため、教科書全般にわたり対策が必要。

  • 都立入試の理社は比較的易しいが…: “易しい”反面、満点争いになりやすいため、高い得点率が要求される。

  • 内申点の重み: 都立高校は内申点が合否に3割前後組み込まれるケースが多く、定期テストや提出物の評価が必須。

3-1-2. 私立は国数英3教科

  • 出題範囲が絞られる: 受験生は国数英だけに集中できるが、そのぶん問題の難易度は高めになりがち。

  • 学校によっては理社なしの代わりに独自問題: 英数国のレベルが偏差値60を超える難易度に設定されている場合も。

  • 内申点重視の単願・推薦制度も多い: 内申点がある程度高いと筆記が非常にラクになる(あるいは免除)ことも珍しくない。

3-1-3. 「広く浅く」対「狭く深く」の違い

公立の5教科対策は**「広く浅く」の勉強が主体。特に都立入試の場合、理社が教科書範囲を超えにくく、暗記中心と推理力でカバーしやすいです。一方、私立は「狭く深く」**のスタイル。国数英で教科書以上の難問や応用問題が出されるため、難関私立を狙うなら応用力や思考力が問われます。

3-1-4. 国立個別指導塾の指導例

国立市・立川市・府中市・青梅市・国分寺市などから通塾する生徒には、公立・私立のどちらを本命とするかを踏まえて指導をカスタマイズしています。たとえば、

  • 公立志望(都立): 国数英の基礎固め+理社の教科書範囲を完璧に→高得点を安定して狙う

  • 私立志望: 3教科を高度に対策(特に数学の図形・関数、英語の長文読解など)→難問を解く力、スピードを養成

また、英検取得や総合型選抜(学校推薦型選抜)も同時に視野に入れる場合は、英語のライティング力や小論文指導を取り入れ、“受験一本槍”の勉強から一歩踏み出した総合力アップを図ります。

3-1-5. どちらが有利か?

  • 公立(都立)有利の場合: 「定期テストや提出物をきちんとこなせる」「理社を含めた5科がまんべんなく得意」「比較的安い学費が魅力」

  • 私立有利の場合: 「国数英の3科に集中したい」「内申点が高く、推薦・単願で合格を狙いたい」「設備や進学実績を重視したい」

最終的には「どの学校に行きたいか」が重要ですが、公立と私立の受験スタイルがまったく異なることを踏まえ、自分の強み・弱みや内申点とのバランスを見極めましょう。早めの段階で進路を固めておけば、受験対策も効率的に進められます。国立個別指導塾では、これらの要素を総合的に検討し、生徒に合った学習計画を提案・実践し続けています。

▼3-2. 公立は“広く浅く”、私立は“狭く深く”

首都圏の高校受験では、公立高校(都立など)は5教科を課すのに対し、**私立高校は3教科(国数英)**が主流です。ここには「広く浅く」と「狭く深く」という学習スタイルの大きな違いが存在します。


3-2-1. 公立高校(都立):5教科をまんべんなく対策

  1. 理社を含む5教科対策が必要

    • 都立入試の理社は難易度が比較的低めで、教科書範囲からの出題が中心。

    • しかし、満点争いになりやすいので、取りこぼしを防ぐ“完璧主義”の学習が欠かせない。

  2. 広い範囲を着実にこなす

    • 英数国も難問・奇問が少なく、学校ワークや過去問で基礎固めをすれば高得点を狙いやすい。

    • 内申点が3割程度加算されるため、学校での定期テストや提出物管理も重要。

  3. 内申点とのセットで合否を左右

    • たとえ当日試験で好成績を収めても、内申点が低ければ不利になる。

    • 学習だけでなく、日頃の授業態度・課題提出を怠らずにこなす姿勢が必要。


3-2-2. 私立高校:国数英の3教科を深堀り

  1. 3教科だけに集中できる反面、難易度は高め

    • 中学レベルを超える応用問題や高度な読解力が求められる場合が多い。

    • 偏差値60以上の難関私立では、英数国のどれかでも苦手があると合格ラインに届きにくい。

  2. “狭く深く”の演習が鍵

    • 数学の図形問題や関数、英語の長文読解・英作文、国語の読解問題で高度な思考力が試される。

    • 過去問研究や志望校別対策が極めて重要。時間短縮テクニックや試験形式への慣れも欠かせない。

  3. 内申点の扱いが極端

    • 内申点が高いと推薦や単願受験で実質“無試験合格”になる学校がある。

    • 一般受験では内申より当日の筆記試験が重視されるため、学力勝負になりやすい。


3-2-3. どちらが自分に合っているかを見極める

  • 公立向きなタイプ:

    • 幅広い範囲をコツコツこなすのが得意。

    • 内申点対策(提出物、定期テスト)にも前向きに取り組める。

    • 学費を抑えたい、地域の都立トップ校を狙いたい。

  • 私立向きなタイプ:

    • 国数英3教科に絞って深く学ぶほうが得意。

    • 内申点が高く、推薦などで一気に合格可能。

    • 設備やカリキュラムに魅力を感じる、さらに難関大受験を見据えた進学実績を重視したい。


3-2-4. 国立個別指導塾の指導方針

国立市や立川市、府中市、青梅市、国分寺市など、多摩エリアで受験を控える生徒には、志望校(公立or私立)の特性に合わせた学習プランを作成します。たとえば、

  • 公立志望: 5教科の定期テスト対策+都立入試過去問分析+内申点アップ作戦

  • 私立志望: 国数英の応用問題演習+志望校別対策(英語長文、数学難問など)+内申確保策

また、英検の取得や総合型選抜(学校推薦型選抜)に向けた小論文・面接対策もオプションで行うことで、高校受験後も有利に進路を選択できるようサポートしています。


結論として、「公立=広く浅く」「私立=狭く深く」という大きな違いを理解し、自分の学習スタイルや目標、内申点状況などを踏まえて受験戦略を立てることが合格への近道です。単に偏差値だけでなく、入試科目や評価方法を総合的に見極め、早めに準備を始めましょう。

▼3-2. 公立は“広く浅く”、私立は“狭く深く”

首都圏の高校受験では、公立高校(都立など)は5教科を課すのに対し、**私立高校は3教科(国数英)**が主流です。ここには「広く浅く」と「狭く深く」という学習スタイルの大きな違いが存在します。


3-2-1. 公立高校(都立):5教科をまんべんなく対策

  1. 理社を含む5教科対策が必要

    • 都立入試の理社は難易度が比較的低めで、教科書範囲からの出題が中心。

    • しかし、満点争いになりやすいので、取りこぼしを防ぐ“完璧主義”の学習が欠かせない。

  2. 広い範囲を着実にこなす

    • 英数国も難問・奇問が少なく、学校ワークや過去問で基礎固めをすれば高得点を狙いやすい。

    • 内申点が3割程度加算されるため、学校での定期テストや提出物管理も重要。

  3. 内申点とのセットで合否を左右

    • たとえ当日試験で好成績を収めても、内申点が低ければ不利になる。

    • 学習だけでなく、日頃の授業態度・課題提出を怠らずにこなす姿勢が必要。


3-2-2. 私立高校:国数英の3教科を深堀り

  1. 3教科だけに集中できる反面、難易度は高め

    • 中学レベルを超える応用問題や高度な読解力が求められる場合が多い。

    • 偏差値60以上の難関私立では、英数国のどれかでも苦手があると合格ラインに届きにくい。

  2. “狭く深く”の演習が鍵

    • 数学の図形問題や関数、英語の長文読解・英作文、国語の読解問題で高度な思考力が試される。

    • 過去問研究や志望校別対策が極めて重要。時間短縮テクニックや試験形式への慣れも欠かせない。

  3. 内申点の扱いが極端

    • 内申点が高いと推薦や単願受験で実質“無試験合格”になる学校がある。

    • 一般受験では内申より当日の筆記試験が重視されるため、学力勝負になりやすい。


3-2-3. どちらが自分に合っているかを見極める

  • 公立向きなタイプ:

    • 幅広い範囲をコツコツこなすのが得意。

    • 内申点対策(提出物、定期テスト)にも前向きに取り組める。

    • 学費を抑えたい、地域の都立トップ校を狙いたい。

  • 私立向きなタイプ:

    • 国数英3教科に絞って深く学ぶほうが得意。

    • 内申点が高く、推薦などで一気に合格可能。

    • 設備やカリキュラムに魅力を感じる、さらに難関大受験を見据えた進学実績を重視したい。


3-2-4. 国立個別指導塾の指導方針

国立市や立川市、府中市、青梅市、国分寺市など、多摩エリアで受験を控える生徒には、志望校(公立or私立)の特性に合わせた学習プランを作成します。たとえば、

  • 公立志望: 5教科の定期テスト対策+都立入試過去問分析+内申点アップ作戦

  • 私立志望: 国数英の応用問題演習+志望校別対策(英語長文、数学難問など)+内申確保策

また、英検の取得や総合型選抜(学校推薦型選抜)に向けた小論文・面接対策もオプションで行うことで、高校受験後も有利に進路を選択できるようサポートしています。


結論として、「公立=広く浅く」「私立=狭く深く」という大きな違いを理解し、自分の学習スタイルや目標、内申点状況などを踏まえて受験戦略を立てることが合格への近道です。単に偏差値だけでなく、入試科目や評価方法を総合的に見極め、早めに準備を始めましょう。

▼3-3. 難関都立校(独自問題)と私立上位校の共通点

首都圏の高校受験において、「難関都立校」と呼ばれる学校群――たとえば国立高校・立川高校・国分寺高校・戸山高校・青山高校など――は、一般的な都立入試問題とは別に独自問題を課すことで有名です。一方、私立高校の中にも、早慶附属やMARCH附属、それ以外にも偏差値60~70を上回る上位校が存在し、これらの学校では国数英の3教科を中心に高度な応用問題や記述問題を出題する傾向があります。一見すると、「都立」と「私立」という違いから受験対策も別々に考えがちですが、実はこれらの難関都立校(独自問題)と私立上位校には、いくつもの共通点があるのです。本項では、その共通点を整理しながら、効率の良い学習アプローチを探っていきます。


3-3-1. 共通点(1):基礎を超えた応用問題への対応力が必要

まず最大の共通点として挙げられるのが、「教科書レベルを超える応用問題」が多く出されるという点です。一般的な都立入試(いわゆる共通問題)であれば、中学校の教科書内容をしっかり押さえていれば高得点を狙いやすい一方、独自問題を課す都立難関校では、文章量や設定が複雑だったり、解法に工夫を要する問題が頻発します。たとえば数学であれば、図形の合同・相似を絡めた難問や、関数と図形を組み合わせた融合問題など「解答にたどり着くまでに複数のステップを経る」ものが出されることが多いです。

一方で、私立上位校(早慶附属、MARCH附属、あるいは独自の難問を出す伝統校など)は、国数英3教科に絞っている反面、問われるレベルが高く、単純な計算問題や語句知識だけでは歯が立たないケースがあります。英語なら長文読解で語彙レベルが高く、設問も論理構成を問うようなものが増える。国語であれば古文や漢文を含む可能性があり、読解問題でも深い読解力と記述力を求められる。数学では図形の証明や場合の数、確率などを組み合わせた問題が典型例です。つまり、「教科書を一通りやった」だけでは合格ラインに届かず、+αの学習が必須となります。

■ アプローチ例

  • 基礎+応用の二段構え: まずは教科書内容・学校ワークを完璧にし、そのうえで難問対策の問題集や過去問に着手する。

  • 問題の“読み解き力”を鍛える: 単なる暗記ではなく、文章や図を論理的に整理しながら解く訓練。

  • 英語の語彙強化・数学の思考演習: 英単語や熟語を高校入試の水準以上に習得する。数学は一歩踏み込んだ思考力を養う演習を多めに行う。


3-3-2. 共通点(2):時間配分・読解力が合否を左右する

難関都立校の独自問題も私立上位校の問題も、問題文が長文化しているケースが多々見られます。英語の長文であれば、1,000語を超える文章が出題されることも珍しくなく、数学の文章題や国語の読解問題も紙幅をたっぷり使って設定を複雑にしてくるのが特徴です。こうなると、受験生は「問題文を読み取る力」と「速く正確に解くための時間管理能力」がいっそう重要になります。

  • 難関都立(独自問題):
    国語では長めの論説文や複数題材の比較読解が出されることがあり、英語でも簡単なリスニングや文法をさらっと超えて「読解に時間をかける問題」が配点を大きく占める。数学は大問が少なくても1問あたりのボリュームが大きく、図やグラフ、関数の考察を組み合わせて出題。

  • 私立上位校:
    国語は古典や時事的な評論文、英文は大学入試のレベルに近い長文まで登場する場合も。数学は“1問10分以上かかる”ような思考力重視の問題が配置されており、適切な時間配分ができないと完答までたどり着けない。

ここで合否を分けるのは、「早く読み込んで、必要な情報を抜き出し、正しく解答するスキル」です。読解力、推理力、そして設問の要求に的確にアプローチする能力が試されます。

■ アプローチ例

  • 過去問・模試で時間配分を確立: 目安として「1問あたり何分かけられるか」を常に意識しながら演習する。

  • スキミング・スキャニングなど速読力を鍛え、長文に慣れる。

  • 国数英を横断した読解力強化: 数学の図形問題や社会・理科の資料問題でも、文章を読み解く能力は共通する。


3-3-3. 共通点(3):内申点のウエイトが低くない

難関都立校は一般的な都立と同様、内申点を合否に組み込みます。独自問題で高得点を取っても、内申点が低いと合格が危ういケースは珍しくありません。一方、私立上位校でも、学校によっては推薦・単願などで内申点を厳しく見る方式があり、一定の基準を満たしていないと“一般受験を余儀なくされる”可能性があります。

  • 都立難関校: 内申の比率は3割程度の場合が多いが、合格ラインが高いため「内申+独自問題」の両方が揃って初めて合格に近づく。

  • 私立上位校: 学科重視の学校もあるが、推薦枠などでは内申がものを言う。内申が足りないと、難問ぞろいの一般受験へ回るしかない。

結局、「応用問題を解く学力」と「日々の定期テスト・提出物で評価を稼ぐ姿勢」の両立が欠かせません。どちらかだけが高くても、もう片方で足を引っ張られる可能性があるのです。


3-3-4. 共通点(4):大学受験を見据えた指導が求められる

難関都立高や私立上位校に入学する生徒は、多くが**大学受験(一般入試、総合型選抜、学校推薦型選抜など)**を見据えています。実際、高校入試で問われる“応用的思考力”や“記述力”は、そのまま大学受験の基礎力になることが多いです。

  • 英検取得: 早い段階で英語4技能を強化し、英検準1級などハイレベル資格を狙う生徒も少なくない。

  • 小論文対策: 総合型選抜(旧AO入試)を将来的に志望するなら、中学・高校時代から論理的な文章作成能力を養う必要がある。

  • 理社の深掘り: 高校での学習進度が速くなるため、中学時代に基本~発展レベルまで理社の知見を広げておけば、高校進学後に苦労しにくい。

難関都立校・私立上位校を目指す段階で、この“高校入学後”を見据えた学習姿勢を持つことが、入学してからさらに飛躍するうえで重要です。

■ 国立個別指導塾の特徴

国立個別指導塾では、英検やTOEIC対策、さらには小論文指導などのコースを用意しており、単に“合格するだけ”で終わらない長期的視野を持った学習プランを提案できます。特に、国立市・立川市・府中市・青梅市・国分寺市などから通う生徒が多く、都立トップ校や早慶・MARCH系の付属校を目指す過程で、受験勉強の延長線上に大学受験対策を見据えた学びをカスタマイズすることが可能です。


3-3-5. 難関都立×私立上位校の「併願」の実際

多くの受験生が、都立難関校を第一志望にしつつ、保険として私立上位校を併願するパターンを採用します。あるいは、その逆パターンもあり得ます。どちらを本命とし、どちらを併願とするかで、学習時間の配分や焦点を当てる科目が変わってくるのが現実です。

  1. 都立難関校を第一志望、私立上位校を併願

    • 5教科をまんべんなく対策し、独自問題(国数英)の演習量を増やす。

    • 併願先の私立が国数英のみなら、その点ではフォローしやすいが、私立独特の問題傾向(学校ごとの過去問)にも一定量を割かなければならない。

  2. 私立上位校を本命、都立難関を併願

    • 私立の国数英を中心に深掘りしつつ、理社は最低限(共通問題レベル)を抑える。

    • ただし、都立入試でも英数国が易しくなるわけではないため、都立向けの過去問演習や内申対策も疎かにできない。

どちらにしても、双方の試験形式を理解して過去問研究を行うことがカギとなり、加えて内申点確保のための日々の学校学習も並行して行う必要があります。非常にタフなスケジュールですが、それを短期間で一気にこなそうとするとミスが多くなりますから、理想的には中学2年生の終わりごろまでに基礎学力を仕上げ、3年生で応用力を急上昇させるスタイルが望ましいでしょう。


3-3-6. 国立個別指導塾の総合的なサポート

難関都立校(独自問題)や私立上位校を目指す生徒は、どんな勉強をいつ開始するかが非常に重要です。国立個別指導塾では、以下のようなポイントを押さえた指導を展開しています。

  1. 早期カウンセリング

    • 中2のうちから志望校をある程度絞り込み、内申点対策&基礎固めをスタート。

    • 偏差値・模試結果だけでなく、英検取得や各教科の得意不得意、提出物の状況などを総合評価。

  2. 独自問題・私立過去問の徹底演習

    • 難関都立用の過去問資料を分析し、問題パターンに慣れる。

    • 私立上位校なら、学校ごとの特徴(英語長文のテーマ、数学の記述量など)を研究して対策。

  3. 内申点アップ・学校推薦対策

    • 提出物やノート指導、定期テスト予想問題の作成、学校ワークの効率的な進め方などをマンツーマンでサポート。

    • 必要に応じて英検や小論文指導を組み込み、総合型選抜(学校推薦型選抜)にも繋げる。

  4. 保護者との定期面談

    • 定期的に学習進捗や模試成績、内申状況を共有し、必要な修正を行う。

    • 受験校の併願計画、将来の大学進学など幅広い視点でアドバイス。


3-3-7. まとめ

ここまで、難関都立校(独自問題)と私立上位校における4つの共通点を中心に解説してきました。あらためて整理すると、両者は以下のようなポイントで共通してハードルが高いと言えます。

  1. 基礎を超える応用問題への対応力

    • 英数国の複雑な出題や理社の高度な分析問題など、教科書レベル+αが求められる。

  2. 時間配分や読解力の重要性

    • 問題文が長く、複数の情報を組み合わせる設問が多い。速く読み解き、的確に答える技術が合否を左右。

  3. 内申点が軽視されない現実

    • 難関都立校でも内申点が3割程度加算されるし、私立上位校でも推薦や単願で内申がモノを言う場面がある。

  4. 大学受験まで見据えた学習

    • 中学入試とは違って高校段階で学習範囲が大幅に広がるため、中学の段階から論理的思考・英語力・文章作成能力を高めておくことが、長期的に見ても有利。

こうした共通点を踏まえると、受験生が何よりも大切にすべきは**「早期スタート」「自分に合った学習プラン」**です。難関都立校ならば理社を含む5教科を網羅的に、私立上位校ならば国数英を深く……という大きな方向性はあるものの、最終的には「どの学校を本命とし、どんな併願先を確保するか」によって計画が変わります。その上で内申点対策は必須であり、日々の定期テストや提出物・授業態度など、地道な積み重ねが合格への決定打となるでしょう。

国立個別指導塾は、こうした複雑な受験事情を熟知したうえで、国立市・立川市・府中市・青梅市・国分寺市などから通う多くの生徒に対して「学力強化」「内申アップ」「英検など資格試験対策」「小論文・面接指導」の4本柱を最適に組み合わせた指導を提供しています。マンツーマンの完全個別指導により、生徒ごとの特性(得意科目、苦手科目、目標校、日々の学習習慣)を正確に把握し、最短ルートでの成績向上をサポート。結果として、都立トップ校や早慶MARCH系の附属高校、さらにはその他の難関私立高校へ多くの合格実績を築いてきています。

結論として、「難関都立校(独自問題)」と「私立上位校」は、受験科目や問題形式こそ違うものの、下記のように多くの共通課題があると理解しておくことが重要です。

  • 高度な応用問題への対応力

  • 読解力・思考力・時間配分のマネジメント

  • 内申点を含めた総合力での合格判定

  • 高校入学後や大学受験まで見据えた長期的視野

受験生にとっては学習負担が増しますが、逆にいえば、この段階で培った応用力や論理的思考、英語力は高校入学後はもちろん、大学入試(総合型選抜や学校推薦型選抜など)や英検、定期試験対策でも大きなアドバンテージとなるでしょう。少しでも早く行動を開始し、適切なサポートを得ながら学習計画を立てられれば、志望校合格はもちろん、その先の進学・キャリアにも大きな成果をもたらすはずです。

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【監修者】 宮川涼
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員。元MENSA会員。早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。一橋大学大学院にてイギリス史の研究も行っている。

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ryomiyagawa Founder
早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。
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