📘 単元:数の大小・数直線・絶対値
🔹 1. 公式・基本事項
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正の数:0より大きい数(例:+3、+0.5)
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負の数:0より小さい数(例:−2、−1.5)
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絶対値:数直線上で、ある数と原点(0)との距離。記号で表すと、|a|。
例:|−3| = 3、|+4| = 4、|0| = 0
🔹 2. 解き方の考え方
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数の大小比較:
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数直線上で右にある数ほど大きい。
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正の数は負の数より大きい。
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負の数同士では、絶対値が小さい方が大きい。
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絶対値の理解:
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絶対値は数の符号を無視した大きさ。
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絶対値が同じでも、数の大小は異なる場合がある。
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📝 基本例題と解答
例題1:次の数の絶対値を求めなさい。
(1) −7 (2) +5 (3) 0
解答:
(1) |−7| = 7 (2) |+5| = 5 (3) |0| = 0
例題2:次の数の大小を不等号を使って表しなさい。
(1) −3 (2) 0 (3) +2
解答:
−3 < 0 < +2
例題3:絶対値が3以下の整数をすべて答えなさい。
解答:
絶対値が3以下の整数は、−3、−2、−1、0、1、2、3
🏋️ 練習問題と解答
問題1:次の数の絶対値を求めなさい。
(1) −4.5 (2) +2.3 (3) −0.7
解答:
(1) |−4.5| = 4.5 (2) |+2.3| = 2.3 (3) |−0.7| = 0.7
問題2:次の数の大小を不等号を使って表しなさい。
(1) −5 (2) −2 (3) +1
解答:
−5 < −2 < +1
問題3:絶対値が2より小さい整数をすべて答えなさい。
解答:
絶対値が2より小さい整数は、−1、0、1

【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |