- 自校作成問題の根拠は、実施要綱の「各都立高校で検査問題を作成することができる」という1行と、学校名を並べた別表7です。
- 令和9年度(2027年2月実施)に国数英を自校で作る全日制は10校で、国立・立川・国分寺は3校とも入っています。社会・理科は共通問題です。
- 検査時間50分・各教科100点・学力検査と調査書の比7:3は共通問題の学校と同じで、違うのは作る人、答え方(マークシートではない)、載っている場所です。
- 国立・立川・国分寺の過去問は、2026年10月3日時点で各校公式サイトの「入試案内 > 学力検査問題等」にあり、国立は令和4〜8年度、立川は令和3〜8年度、国分寺は平成31〜令和8年度が載っていました。
- 国語は掲載年度が短く、立川高校は著作権許諾の掲載期間が過ぎた問題は載せられないと説明しています。
- 立川高校の受検Q&Aと国立高校の「出題の方針と各問のねらい」は、求める力を学校自身の言葉で読める資料です。
「都立高校の過去問」を開いても、国数英が載っていない学校がある
志望校の欄に国立・立川・国分寺と書いた日から、過去問の探し方が変わります。この3校は、国語・数学・英語の問題を学校が自分で作っているからです。東京都教育委員会のサイトにある「学力検査問題及び正答表等」を開いても、3校の国数英は出てきません。
学校が自分で作る学力検査問題を、自校作成問題と呼びます。このページでは、令和9年度入学者選抜(2027年2月に行う入試)の要綱と、3校の公式サイトを2026年10月3日に実際に開いて確かめた結果だけを書きます。問題が難しいか易しいかの評価はしません。
このページで分かること
- 自校作成問題は、要綱のどの条文と、どの別表に書いてあるのか
- どの学校が、どの教科を自校で作るのか(令和9年度)
- 共通問題と同じところ、違うところ(時間・満点・解答のしかた・大問の数)
- 国立・立川・国分寺の過去問が、どのページに、何年度分載っているか
- 過去問のPDFを開いたら、最初にどこを見るか
根拠は要綱の1行と、1ページの別表
都立高校の学力検査問題は、都の「検査問題作成委員会」が作るのが原則です。要綱の「問題作成」の項は、そのうえで例外を1行だけ置いています。「別に定める都立高校(別表4及び別表7を参照)は、検査教科の全部又は一部について、各都立高校で検査問題を作成することができる」という一文です(東京都教育委員会, 2026a)。
「別に定める都立高校」の名前は、別表7に並んでいます。題は「令和9年度第一次募集・分割前期募集等における学力検査問題を自校で作成する高校一覧」。A4で1ページの表です(東京都教育委員会, 2026a)。
| 別表7(令和9年度・全日制) | 自校で作る教科 | 共通問題を使う教科 |
|---|---|---|
| 日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立・新宿・墨田川・国分寺 | 国語・数学・英語の3教科 | 社会・理科の2教科 |
| 国際 | 英語の1教科 | 国語・数学・社会・理科 |
全日制で国数英の3教科を自校で作るのは10校です。国立・立川・国分寺は、3校ともこの10校に入っています。都教委の受検者向け冊子も、同じ10校の名前を挙げて「自校で作成した問題(国語、数学、英語)と都立高校共通問題(社会、理科)で学力検査を実施します」と説明しています(東京都教育委員会, 2026b)。
別表7には定時制の欄もあり、通信制は各学校が問題を作ると注記されています。このページは全日制だけを扱います。また、令和8年度(2026年2月実施)の別表7も、全日制の顔ぶれは同じでした(東京都教育委員会, 2025)。ただし別表は毎年出し直されます。来年度も同じとは限りません(東京都教育委員会, 2026a)。
10校はどんな学校か——2つの一覧を重ねてみる
別表7には、なぜこの10校なのかは書いてありません。そこで、都教委の別の資料と名前を突き合わせました。
1つは「進学指導重点校等の指定」です。進学指導重点校は日比谷・西・国立・八王子東・戸山・青山・立川の7校。進学指導特別推進校の7校には、新宿と国分寺が入っています。指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までです(東京都教育委員会, 2022)。
もう1つは、要綱の別表4にある「進学重視型単位制」という区分です。この区分に載っているのは新宿・墨田川・国分寺の3校です(東京都教育委員会, 2026a)。
重点校の7校と、進学重視型単位制の3校を足すと、別表7の10校と一致します。ただし、これは2つの一覧を重ねた結果です。要綱が「重点校だから自校作成」と定めているわけではありません。指定の期限も令和10年3月までなので、その先は次の発表を待つことになります。
国立高校と国分寺高校の入試全体は、国立高校のページと国分寺高校のページで扱っています。立川高校は、もう一方のサイトの立川高校のページにまとめました。
共通問題と同じところ、違うところ
「自校作成=別の試験」と考えると、読み違えます。入試の枠組みは共通問題の学校と同じです。違うのは、国数英の問題冊子の中身と、答え方です。
同じところ
- 日程と時間割。令和9年度の学力検査は2027年2月21日。国語は午前9時00分から、数学は午前10時10分から、英語は午前11時20分からで、どの教科も50分です(東京都教育委員会, 2026a)。
- 満点。各教科の満点は100点です(東京都教育委員会, 2026a)。
- 出題の範囲。要綱は、出題の範囲を「中学校学習指導要領に示されている内容」としています。立川高校も「東京都の共通問題と同様に中学校で学ぶ範囲から出題されます」と書いています(東京都教育委員会, 2026a)(東京都立立川高等学校, 2026b)。
- 合否の計算。国立・立川・国分寺とも、学力検査と調査書の比は7:3。学力検査700点、調査書300点、英語スピーキングテスト(ESAT-J)20点の合計で決まります(東京都教育委員会, 2026a)。立川高校は、これを「合計1020点満点」と説明しています(東京都立立川高等学校, 2026b)。
- 社会と理科。2教科は共通問題です。立川高校は、英語のリスニングも共通の問題だと明記しています(東京都立立川高等学校, 2026a)。
違うところ
- 作る人。共通問題は都の委員会が作り、自校作成問題はその学校が作ります(東京都教育委員会, 2026a)。
- 答え方。共通問題を使う教科はマークシート方式で、記号はマーク欄を塗ります(記述式の問題は解答欄に書きます)。自校作成校の国語・数学・英語はマークシートではなく、選んだ記号も解答欄に書く形です。社会と理科は自校作成校でもマークシートです(東京都教育委員会, 2026b)。
- 載っている場所。共通問題は都教委のサイトに載っています。国立・立川・国分寺の自校作成問題は、2026年10月3日の時点で、それぞれの学校のサイトに載っていました(次の節)。ほかの7校は、このページでは確かめていません。
- 大問の数とページ数。問題冊子の表紙に書いてあります。令和8年度(2026年2月実施)の表紙を並べると、下の表のとおりでした。
| 令和8年度の表紙の記載 | 数学 | 国語 |
|---|---|---|
| 共通問題 | 大問1〜5・5ページ | 大問1〜5・12ページ |
| 国立 | 大問1〜4・7ページ | 大問1〜5・15ページ |
| 立川 | 大問1〜4・7ページ | (問題は掲載なし) |
| 国分寺 | 大問1〜4・7ページ | 大問1〜4・16ページ |
検査時間は、どの冊子も50分です。同じ50分で、大問の数とページ数が学校によって違います。この表から言えるのはそこまでです。大問が少ないから楽、ページが多いから大変、とは表紙からは分かりません(東京都教育委員会, 2026c)(東京都立国立高等学校, 2026a)(東京都立立川高等学校, 2026a)(東京都立国分寺高等学校, 2026)。
学校は、自校で作る理由をどう説明しているか
「求める力」は、塾や出版社の言葉ではなく、学校が公表している文言で読むのが確実です。3校のサイトで見つかったものを、そのまま引きます。
立川高校:受検Q&Aに理由が書いてある
立川高校は「令和9年度 立川高校の受検に関するQ&A」で、こう説明しています。「基礎・基本の定着を確認することに加え、思考力、判断力、応用力、表現力等を併せてみることができるように、国語・数学・英語(リスニングを除く)については自校作成問題で学力検査を実施しています」(東京都立立川高等学校, 2026b)。
同じQ&Aには、共通問題との違いも1つ書かれています。「特別な知識を必要とすることはありませんが、思考力、判断力、応用力、表現力が重視されますので、共通問題に比べて記述式が多くなります」。これは学校自身の説明です(東京都立立川高等学校, 2026b)。
国立高校:教科ごとの「出題の方針と各問のねらい」がある
国立高校は、令和8年度の国語・数学・英語について「出題の方針と各問のねらい」を1教科1ページで載せています。国語の方針は「国語で正確に理解し,適切に表現する能力をみるとともに,思考力や想像力を総合的にみる」。数学は「基礎的・基本的な事項についての知識及び技能」と、それを活用する「数学的な思考力,判断力,表現力など」をみる、としています(東京都立国立高等学校, 2026a)。数学と英語の「出題の方針」は、都教委の共通問題の基本方針とほぼ同じ文です。違いが出るのは、国語の方針と、各問のねらいの組み立てです(東京都教育委員会, 2026c)(東京都立国立高等学校, 2026a)。
都教委も、共通問題について同じ形の「基本方針」を出しています。2つを並べると、大問の組み立てが読み取れます。令和8年度の数学は、共通問題が大問5つ、国立が大問4つ。国立の4つは「数と式,図形,データの活用など」「関数」「平面図形」「空間図形」です。英語は、共通問題のねらいが4つ、国立が3つでした(東京都教育委員会, 2026c)(東京都立国立高等学校, 2026a)。
国語の大問4のねらいは、国立では「根拠を明らかにしながら,自己の意見を論理的に表現する能力をみる」と結ばれています。記述で何を見られるのかを、学校が自分の言葉で書いている箇所です(東京都立国立高等学校, 2026a)。
国分寺高校:方針の文書は見つけられなかった
国分寺高校の「学力検査問題等」のページには、出題の方針にあたる文書は見当たりませんでした。代わりに、令和5年度の数学と英語について「自校作成問題解説動画」へのリンクが置かれています(東京都立国分寺高等学校, 2026)。
過去問はどこにあるのか——3校のサイトを開いて確かめた
先に結論です。3校とも、学校の公式サイトの「入試案内」の中に「学力検査問題等」というページがあり、そこに自校作成問題のPDFが載っています。都教委の「学力検査問題及び正答表等」のページには載っていません。
都教委の「学力検査問題及び正答表等」のページに並ぶのは、令和2年度から令和8年度までの共通問題です。5教科それぞれに、基本方針・検査問題・解答用紙・正答表・採点のポイントがあります。自校作成問題へのリンクはありません(東京都教育委員会, 2026c)。
3校のページに何が載っているかを、2026年10月3日に確かめました。
| 学校 | 載っている年度 | 国語 | 数学・英語 | そのほか |
|---|---|---|---|---|
| 国立 | 令和4〜8年度 | 令和5〜8年度(問題用紙・解答用紙・解答例) | 令和4〜8年度(令和4年度は問題と解答) | 令和8年度の出題の方針、令和5〜7年度の推薦の小論文 |
| 立川 | 令和3〜8年度 | 令和6・7年度は問題と解答。令和8年度は解答だけ | 令和3〜8年度(問題と解答) | 令和6〜8年度の推薦の小論文(普通科・創造理数科) |
| 国分寺 | 平成31〜令和8年度 | 令和7・8年度(問題と解答用紙) | 平成31〜令和8年度 | 推薦の小論文、令和5年度の解説動画、小論文・面接点の得点分布 |
細かい違いが3つあります。
- 解答の有無。国立は「解答例」、立川は「解答」が問題と並んでいます。国分寺は、令和6年度以前は「正答」つきですが、令和7・8年度の一覧にあるのは問題と解答用紙です。
- 立川の令和8年度の国語。「国語問題」の文字にリンクがなく、開けるのは「国語解答」だけでした。
- 立川の令和3年度。見出しは「国語・数学・英語」ですが、リンクがあるのは数学と英語だけでした。
出典は、それぞれの学校のページです(東京都立国立高等学校, 2026a)(東京都立立川高等学校, 2026a)(東京都立国分寺高等学校, 2026)。掲載は入れ替わります。ここに書いたのは、取得した日の状態です。
国語だけ載っていない年があるのは、なぜか
表を見ると、3校とも国語の掲載年度が数学・英語より短くなっています。理由を書いているのは立川高校だけです。ページの冒頭に「著作権許諾による掲載期間が過ぎた国語の問題や小論文問題等は掲載できません」とあります(東京都立立川高等学校, 2026a)。
国語の問題には、他人の書いた文章が使われます。学校がその文章をサイトに載せられる期間には限りがある、という説明です。国立と国分寺のページには、理由の説明はありませんでした。
ここから言える実用的なことは1つです。国語の問題は、載っているうちに保存しておくこと。来年には消えているかもしれません。
資料の読み方——PDFを開いたら、どこを見るか
過去問は、解く前に「読む」ところが4つあります。どれも数分で済みます。
- 表紙の「注意」。大問がいくつで、何ページあるかが1行目に書いてあります。検査時間と終了時刻も書いてあります。50分をどう割るかは、この1行から考え始められます。
- 解答用紙。国立と国分寺は、解答用紙を別のPDFで載せています。記述の欄がどれくらいの大きさかは、問題より解答用紙を見たほうが早く分かります。
- 解答例・正答。記述問題の答えは1つではありません。学校が「解答例」と呼んでいるのか「正答」と呼んでいるのかも、ページの表記で確かめてください。
- 出題の方針と各問のねらい。国立の令和8年度分には、大問ごとに「何をみるか」が1〜2行で書かれています。解き終えた大問と、そのねらいを見比べると、学校が何を答えてほしかったのかが分かります。
社会と理科は共通問題なので、都教委のページの問題・正答表・「採点のポイント」を使います。共通問題の得点の分布は、もう一方のサイトの共通問題の調査報告書のページで扱っています。
説明会という、もう1つの入手先
国立高校のQ&Aには「自校作成問題説明会」が出てきます。内容は「自校作成問題解説と受検勉強の方法についての話」。2回開かれますが内容は同じで、参加できるのは中学3年生本人だけ、事前予約制です(東京都立国立高等学校, 2026b)。
立川高校も「毎年2回、中学3年生を対象に『入試問題説明会』を開催しています」と書いています(東京都立立川高等学校, 2026b)。どちらも日程は年度ごとに学校のサイトに出ます。
来年度の分を自分で確かめる手順
- 9月に都教委が出す「入学者選抜実施要綱・同細目について」のページを開く。令和9年度分は2026年9月17日に出ました。
- 別表の一覧から「学力検査問題を自校で作成する高校一覧」(別表7)を開き、志望校の名前があるかを見る。
- 「入学者選抜実施方法一覧」(別表4)の志望校の行で、学力検査の教科の欄に「国数英は自校作成」とあるかを見る。国立は111ページ、立川は110ページ、国分寺は114ページでした。
- 志望校のサイトの「入試案内」から「学力検査問題等」を開く。
推薦で受ける場合の小論文と面接の配点は、推薦の配点表の読み方に書きました。応募倍率は倍率の読み方で扱います。
このページの限界
- 年度が変われば変わります。別表7は令和9年度(2027年2月実施)のものです。自校作成校の顔ぶれも教科も、毎年9月の要綱で決まります。
- 掲載状況は取得日のものです。3校のページは2026年10月3日に開きました。国語は掲載期間が過ぎると消えることがあります。新しい年度の問題が足されることもあります。
- 公表されていないことは書いていません。自校作成問題の平均点や得点分布は、今回開いた3校のページでは見つかりませんでした。国語の掲載が短い理由も、立川以外は書かれていません。
- 扱っていないこと。問題の難しさの評価、解き方、教科ごとの対策は扱いません。追検査と第二次募集で使う問題は、今回取得した資料では確かめられなかったので書いていません。定時制と通信制も対象外です。
- 学校の説明は、その学校の説明です。立川高校の「記述式が多くなります」という文は立川高校のものです。ほかの9校に当てはまるかどうかは、各校の資料で確かめてください。
出典
- 東京都教育委員会 (2026a). 令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目(2027年2月実施の入試). 公表ページ・実施要綱本文・別表7・別表4(普通科)・別表4(進学重視型単位制ほか)
- 東京都教育委員会 (2026b). 令和9年度東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ(日本語版). 案内ページ・冊子
- 東京都教育委員会 (2026c). 令和8年度都立高等学校入学者選抜 学力検査問題及び正答表(2026年2月実施). 令和8年度の問題と基本方針・年度別の一覧
- 東京都教育委員会 (2025). 令和8年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目(2026年2月実施の入試). 別表7
- 東京都教育委員会 (2022). 都立高校における進学指導重点校等の指定について(指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日まで). 進学指導重点校等の指定
- 東京都立国立高等学校 (2026a). 学力検査問題等(令和4〜8年度の自校作成問題、令和8年度の出題の方針と各問のねらい。2026年10月3日取得). 国立高校 学力検査問題等
- 東京都立国立高等学校 (2026b). Q&A(自校作成問題説明会の説明。2026年10月3日取得). 国立高校 Q&A
- 東京都立立川高等学校 (2026a). 学力検査問題等(令和3〜8年度の自校作成問題。2026年10月3日取得). 立川高校 学力検査問題等
- 東京都立立川高等学校 (2026b). 令和9年度 立川高校の受検に関するQ&A(2026年10月3日取得). 立川高校 入試案内
- 東京都立国分寺高等学校 (2026). 学力検査問題等(平成31〜令和8年度の自校作成問題。2026年10月3日取得). 国分寺高校 学力検査問題等
なお、当サイトの運営者は、武蔵境駅北口で武蔵野個別指導塾(講師1名に生徒1名の完全個別指導)を運営しています。国立・国分寺から通う場合の所要時間と、向かない人は運営者についてに書きました。
このページのまとめ
- 自校作成問題の根拠は、要綱の「各都立高校で検査問題を作成することができる」の1行と、別表7です。
- 令和9年度(2027年2月実施)に国数英を自校で作る全日制は10校。国立・立川・国分寺は3校とも入っています。社会と理科は共通問題です。
- 時間(50分)、満点(100点)、出題の範囲、7:3の比は共通問題の学校と同じです。違うのは、作る人、答え方(マークシートではない)、載っている場所です。
- 国立・立川・国分寺の過去問は、2026年10月3日の時点で、各校の公式サイトの「入試案内」にある「学力検査問題等」に載っていました。都教委の「学力検査問題及び正答表等」のページにあるのは共通問題です。
- 2026年10月3日時点で、国立は令和4〜8年度、立川は令和3〜8年度、国分寺は平成31〜令和8年度が載っていました。国語は掲載年度が短めです。
- 学校が出している「出題の方針」やQ&Aは、求める力を学校自身の言葉で読める資料です。
- 別表も掲載状況も毎年変わります。9月の要綱と、志望校のサイトで確かめ直してください。
よくある質問
自校作成問題は、どの学校のどの教科ですか。
令和9年度(2027年2月実施)の全日制では、日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立・新宿・墨田川・国分寺の10校が国語・数学・英語を自校で作り、社会・理科は共通問題です。国際高校は英語だけを自校で作ります(東京都教育委員会, 2026a)。
自校作成問題の過去問は、都教委のサイトにありますか。
都教委の「学力検査問題及び正答表等」のページに載っているのは令和2〜8年度の共通問題で、自校作成問題へのリンクはありません(東京都教育委員会, 2026c)。国立・立川・国分寺の自校作成問題は、2026年10月3日の時点で各校の公式サイトの「入試案内 > 学力検査問題等」に載っていました(東京都立国立高等学校, 2026a)(東京都立立川高等学校, 2026a)(東京都立国分寺高等学校, 2026)。
共通問題と比べて、時間や配点は違いますか。
違いません。各教科50分・100点で、国立・立川・国分寺とも学力検査700点・調査書300点・ESAT-J 20点で合否を決めます。違うのは国数英の問題冊子と答え方で、自校作成校の国数英はマークシート方式ではありません(東京都教育委員会, 2026a)(東京都教育委員会, 2026b)。
国語の過去問が見つからない年度があるのはなぜですか。
立川高校は「著作権許諾による掲載期間が過ぎた国語の問題や小論文問題等は掲載できません」と説明しています(東京都立立川高等学校, 2026a)。国立・国分寺のページには理由の説明はありませんでした。載っているうちに保存しておくのが確実です。
学校は、自校作成問題で何をみると言っていますか。
立川高校は、基礎・基本の定着に加えて「思考力、判断力、応用力、表現力等を併せてみる」ためと説明しています(東京都立立川高等学校, 2026b)。国立高校は教科ごとに「出題の方針と各問のねらい」を公表しています(東京都立国立高等学校, 2026a)。